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ゴルフ日本シリーズJTカップ 速報 [ゴルフ日本シリーズJTカップ]

第51回 ゴルフ日本シリーズ JTカップ 2014年、賞金王は小田孔明? 逆転で藤田寛之? それとも?
ゴルフ日本シリーズ JTカップ
いよいよ2014年の男子ゴルフツアー最終戦、「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が、12月4日(木)から7日(日)まで、東京よみうりカントリークラブ(7023ヤード、パー70)で開催される。この大会は、限られた30名の有資格者しか出場できないので、実質的には今年度のツアー優勝者と、優勝はないが年間を通じて好調を維持した選手(賞金ランキング20位までなど)のみの闘いということになる。出場選手数は30名と決まっており、しかも優勝者は賞金ランキングも上位にいるから当然ダブリがでてきて(松山選手はツアー優勝者ではあるが出場試合が満たないため、資格がない)、今回は賞金ランキング31位の李尚熹(イ サンヒ)選手までの出場が決まっている。当然予選カットもなく、4日間フルに闘って、最後のメジャー優勝者を決めることになる。そして、同時に今年の賞金王も決定する。

ゴルフ日本シリーズ JTカップ 第51回大会速報





現在、賞金ランキング第1位の小田孔明プロは、得意のカシオワールドオープンで賞金王を決定させたかったところだが、片山晋呉プロの久々の横綱相撲にしてやられた。終わってみれば、最下位で予選通過した藤田プロにも一打ぬかれていて、改めてプロの闘いの厳しさを感じた次第だ。つまり、みな紙一重のところで勝ったり負けたりしているということ。ダントツ、ぶっちぎり、などというのは、そうあることではないということ。そういうことなので、特にこのJTカップのような、その年調子の良い選手ばかりが集まる試合は、だれが勝ってもおかしくない。確率はたった30分の一というわけだ。
優勝者宮里優作
昨年は、宮里優作選手がこの試合でプロ初優勝を果たした。アマチュア時代から華々しい戦績を残し、プロに入ってもいつ勝ってもおかしくない実力の持ち主と言われながら、いつの間にかおじさんグループに入っていた優作選手。もしかしたら、本人はもうダメかもしれないと思ったかもしれない。だって、みている方もこんどこそと期待しながらダメだった試合が何度もあったもの。特に、最終日に弱いのが致命的に思えた。優作選手に松山君の粘着質の何分の一かでもあったなら・・・。でも、“その日”はついにやって来たんですね!! 11年目の、あの18番の奇跡のチップインには、勝負の女神の気まぐれさを改めて実感すると同時に、「ああ、優勝するときって、こんなもんなんだな」と妙に納得してしまった。宮里選手の優勝でゴルフ界の七不思議は解消されたし、同じくいつか、いつかと思っていた岩田寛選手も今年フジサンケイで優勝したし、あと女神のほほえみを待っているのは山下和宏選手くらいですかね。

というわけで、だれにでもチャンスがあるし、なかなか予想は難しいところだが、それでもやはりコースとの相性というのは見逃せない視点だ。その点で断然有利なのは藤田プロ。なにしろ2010年から2012年までの3連覇は大会史上に燦然と輝いている。その他、今回出場選手の中で複数回の優勝を飾っているのは、2002年、2000年優勝の片山晋呉プロ、そして2001年、1998年優勝の宮本勝昌プロ。片山プロは、先週のカシオワールドで優勝しているので、調子もいいはず。ただ、藤田選手共々、40代に入っているので、2週続けての優勝というのは体力勝負という所があるだろう。その点、プロゴルファーとしての円熟度、体力というところから見て有望なのは近藤共弘プロ、小田孔明プロあたり。近藤選手はカシオでも3位に付けていて、好調を保ち、安定感も抜群。賞金ランキングも3位だから、孔明選手、藤田選手の順位如何では大逆転賞金王の可能性もなくはない。二人がつばぜり合いをしているウチに、近藤選手がさらっていくなんてこともなきにしもあらず。モチベーションもまちがいなく高まっているだろうし。

さらに、調子を上げてきている選手として、石川遼と、メジャーにも勝っていて飛ばしやの小平智、金亨成(キム ヒョンソン)をあげておきたい。石川選手はカシオでは34位ながら6アンダーで上がっている。だんだんかみ合ってきている気がする。間に合うかどうか・・・。小平プロは、カシオで最終日最終組で回って7位に終わったが、とにかくイキがいい。20代で、きっちり引き締まった体型をもち、同時にしなやかさも兼ね備えていて、非常にバランスの良さを感じる選手。亨成プロはもともと実力があるし、大きな大会にも強い。このところずっとなりを潜めていたので、かえって不気味。そういう意味では中国の呉阿順(ゴ アジュン)もダークホース。カシオで14位に入っており、昨年のJTカップでも最後まで宮里選手と優勝争いをして、コースとの相性も良い。

賞金王の可能が残っているのは4位の岩田選手までということのようだが、優勝賞金4000万円とメジャーでの勝利は、どの選手にとっても大きなモチベーションとなる。案外、タイトルに関係のない、気楽なポジションでやれる選手が優勝をさらっていくなんてこともありそう。でもやっぱり、シメの試合として、今年、年間を通してすばらしいゴルフを展開した小田孔明、藤田寛之、近藤共弘の三つどもえの優勝、そして賞金王争いが見たいものだ。




ここ10年の優勝者(すべて東京よみうりカントリークラブ)
2013年 宮里優作
2012年 藤田寛之
2011年 藤田寛之
2010年 藤田寛之
2009年 丸山茂樹
2008年 J.M.シン
2007年 B.ジョーンズ
2006年 J.M.シン
2005年 今野康晴
2004年 P.シーハン

2013年のトップテン
1位 宮里優作
2位 呉 阿順
3位 谷原秀人
4位 山下和宏
5位 李 京勲
6位 藤本佳則
   小田孔明
8位 藤田寛之
9位 小林正則
    小平 智

テレビ中継予定
放送日 放送時間 放送ラウンド 放送局
2014年12月04日 14:15~16:15 Round 1 CS日テレG+
2014年12月04日 23:00~25:00 Round 1 CS日テレG+
2014年12月05日 09:00~15:15 Round 2 CS日テレG+
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