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日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ 2014の出場選手 [日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズ速報]

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日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ宍戸ヒルズ2014 Shishido Hills
優勝の行方は?


サッカー一色に染まっているスポーツ界だが、今週末の日本ゴルフ男子ツアーのメジャー第2戦「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 宍戸ヒルズ Shishido Hills2014」にも是非注目して欲しい。
今回は、優勝者予測。
まず、いつも言っていることだが、コースとの相性、大会との相性、そして現在の調子、これが優勝の行方を占う3つのポイントだ。このうち、なんと言っても一番大きい要素が現在の調子。「全米オープンゴルフ2014」でのM.カイマーのダントツぶりは、まさに「調子+戦略のはまり方」の賜だったと言えよう。

「調子」という観点からのいち押しは、なんといっても小田孔明プロだろう。前大会の「日本プロゴルフ選手権」で手嶋多一プロと最後まで優勝争いをした。最終日をテレビ観戦したが、小田プロの敗因は、やはりパットだった。たぶん、調子という点では手嶋プロを上回っていたと思う。しかし、メジャー初制覇という想いが強すぎて、ちょっと攻めすぎた感は否めなかった。入っていいパット、入らなければいけなかったパットをことごとく外してしまった。一方、手嶋プロは、もちろん久方ぶりの優勝というプレッシャーはあったと思うが、なんだか達観したところがあって、淡々とプレーをしていたように見えた。どちらかというと、守りのゴルフ、安全重視のゴルフといった感だ。ゴルフの怖いところはこういうところだとつくづく思う。つまり、攻めどころ・攻め時と守りどころ・守り時の見極め、そしてプレーにおけるそのバランスがスコアを左右するのだ。

2004年の優勝者で「日本ゴルフツアー選手権2013」でも2位に入っているS.K.ホが宍戸ヒルズの攻略法についてこう語っている。「特にティーショットが大事。ミスをしてもパーを獲れるルートを探していくことがスコアにつながる。宍戸ヒルズは、5打差の逆転劇もあるコース。気分的に楽な位置にいて、攻めを忘れず、優勝の可能性をさぐることがポイント。しかけは最終日の12番あたりから。」
さすがに宍戸ヒルズをよく知っているコメントだ。つまり、攻めどころ・攻め時と守りどころ・守り時を間違えないことがカギになる。

日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズ2013の1番ホール 松山英樹





小田孔明プロは、メジャー制覇への想いが非常に強い。「日本プロゴルフ選手権」で逃しているので、その想いは一層強くなっているだろう。それがかみ合えばいいが、ひとつ間違えると大けがなんてこともありうるのが「宍戸ヒルズ」の怖いところ。1日目にビッグスコアを出しても予選落ちもあり得る。そのあたりのメンタルコントロールがうまくできれば、実力、調子の良さからいって優勝候補の筆頭にあげられるだろう。ただ、昨年36位に沈んでいるところからして、コースとの相性はイマイチか?

ちょっと余談になるが、小田孔明プロと手嶋多一プロは同郷。天才手嶋先輩にあこがれて、プロを目指した経緯があるそうだ。「日本プロゴルフ選手権」では、そんな二人が優勝を争ったので、いまひとつ対決感はなかったんだが、決まったあとも小田プロが手嶋プロの息子さんの頭をなでたりしている場面がすごくほほえましくて、同郷っていいな、小田プロってきっと素朴でいい人なんだろうなと感じた。二人のふるさと、福岡県の田川は、実は昔石炭の町として栄えたところで、井上陽水の出生地として有名。ジャズピアニストの山下洋輔も幼少の頃、田川で暮らして、創作活動の原風景を得たとしているところ。つまり、炭鉱の町でありながら非常に裕福で、文化度が高く、アーティストやクリエーターが生まれやすい土地柄だったと言える。そんな田川の町が排出したプロ好みの小田選手、手嶋選手が再び難コース「宍戸ヒルズ」で優勝争いをしてくれたら、個人的にはすごく嬉しいんだが。

さて、「調子」「相性」を含めた他の期待選手を挙げてみよう。
前大会の「日本プロゴルフ選手権2014」で上位に来た、調子のいい3人の韓国勢、李京勲(イ・キョフン)、張棟圭(ジャン・ドンキュ)、金亨泰(キム・ヒョンテ)は、からんでくるだろう。
日本人選手では、同大会で5位に入った宮里優作。彼は「日本ゴルフツアー選手権2013」でも13位に入っている。コースとの相性も悪くないし、なにより気楽にプレーできそうなところが期待できる。松山選手を見習って、すこし粘着質なところを発揮すれば、有力な優勝候補と言えるだろう。
さらに、「全米オープン」帰りの谷口徹プロ。メジャーに強いし、難しいコースへの対応力もすごい。疲れがとれていれば、有力候補のひとり。
あとは、コースとの相性がいい藤本佳則プロ(2012年の優勝者)。岩田寛プロ(2013年大会5位)もずっと好調。岩田プロは、そろそろ日本ツアーの優勝が欲しいところ。手嶋プロの優勝に刺激を受けたベテラン藤田プロや宮本プロも虎視眈々とねらっているだろう。
韓国勢以外の外国人選手でこわいのは、D.オー(デービッド・オー)。韓国系米国籍の33歳。2012年から日本ツアーに参戦し、2013年、松山英樹プロが優勝した「つるやオープン」で2位に入ったのが最高成績。日本での目立った戦績はそのくらいだが、「日本ゴルフツアー選手権2013」で5位に入っており、前大会の「日本プロゴルフ選手権」でも11位に来ている。調子は上向き、コース相性良し、というところでダークホース的存在になるかもしれない。
3000万円、5年シードに米国PGAツアーの複数大会への出場権など、ビッグプライズが設定されているメジャー。だれでもが勝ちたい大会だ。しかも、コースレート76.0の難コース。自分の力量、調子、そしてマネジメントがかみ合わないと混戦から抜け出すことはできない。そして最後にものをいうのは、やっぱり集中力だろうか。







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