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フジサンケイクラシック2014 [フジサンケイクラシック速報]

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フジサンケイクラシック2014

藤田の2週連続優勝なるか?

藤田選手の涙の地元優勝からまだ4日しかたたないのに、今回はすでに次のトーナメントが始まっている。伝統ある「第42回フジサンケイクラシック」だ。富士山麓、標高1000メートルに位置する富士桜カントリー倶楽部(山梨県南都留郡、7397ヤード、パー71)での、10回目の開催だ。もともとは川奈ゴルフコースで行われていたトーナメントだったが、10年前に女子が開催していた富士桜と開催コースが交代になった。それから大改造が行われて、今やトーナメントのなかでも、屈指の難コースに数えられている。ちなみに、私が初めてプロのトーナメントを見に行った大会なので、フジサンケイにはひときわ思い入れが強い。そのときはまだ川奈で、確か、いまシニアで活躍している室田選手が優勝した大会だったと記憶している。

現時点で大会は既に始まっており、BSフジで第1日目の模様を中継しているところ。フジサンケイは、テレビ中継が充実していて、4日間すべて放映するとのこと。予選ラウンドの中継の面白いところは、下位の選手でも、無名の選手でも中継ホールにくれば映してくれる点。だから初めて見る選手も何人かいて、おもしろい。それから解説陣の話が、まだ予選ラウンドのせいか、選手のエピソードめいたことが多くて、これもまた興味深い。今日の解説陣は、戸張さんとシニアの水巻プロ。プレーヤーズゲストは佐藤信人選手で、彼自身もマンデーから挑戦したそうだが、今回はダメだったらしい。今苦しんでいる彼だからこその話が、すごく身につまされて、おもしろい。しきりに言っているのが、年齢を重ねてくると考えすぎてしまって、かえってわからなくなってしまうということ。佐藤選手もすごくよかった時期があったが、あと「なかとば」になってしまった。川岸良兼しかり、伊沢利光しかり。そこへいくと、藤田、谷口あたりは自分をあまり追い込みすぎない、向上心はあるんだけれどやりすぎない、というところのバランスがすごいのだろうと言っていた。至言だと思う。

さて、大会に話を戻して上位選手を予測をしてみよう。富士桜に舞台を移してからの歴代優勝者を挙げてみる。
2013年 松山秀樹
2012年 金庚泰
2011年 諸藤将次
2010年 石川遼
2009年 石川遼
2008年 藤島豊和
2007年 谷原秀人
2006年 片山晋呉
2005年 丸山大輔
松山、石川はもちろんこの大会には出ていない。谷原も今大会は体調不良で不参加。片山プロは前回からの復帰だし、藤島プロは調子が上がっていない。諸藤プロはそもそも出場していないようだ。となると、最近の調子との兼ね合いでこの中から有力候補を挙げるのは、なかなか難しいといわざるを得ない。
やはり前週のトーナメントの上位選手の調子の良さに目がいってしまう。藤田(実際、中継を見ても安定していた)、梁津萬(リャン ウェンチョン)、武藤俊憲、塚田陽亮、宮里優作、金亨成、池田勇太あたりが候補にあがる。さらに、中継で映ってきた選手、すでにホールアウトした選手の中で挙げれば、1位で上がっており、歴代優勝者でもある丸山大輔プロは、コースとの相性の良さが抜群(今日はホールインワンを達成したらしい)な点からしても、最有力と言えるだろう。
谷口徹プロも、久々にあのふてぶてしさが出ていて、期待大。それから相変わらずアイアンの切れがすばらしい小田孔明。飛ばし屋で、ダンロップスリクソン福島オープンで優勝もしている小平智。富士桜は長さも十分なので、小平選手には有利なコースといえるだろう。ただ、なんといっても富士桜のむずかしさは、グリーンとグリーン周り。グリーンを外してしまうと、ボギーの確率がうんと増してしまう。実際、今日もグリーン外したかなりの選手がボキーを打っていた。それからほとんどのホールから富士山がみえるということで、芝目の読みが相当むずかしいらしい。そうなると、パットの名手で経験豊かな藤田選手や谷口選手が有利という状況が出てくる。
まだ1日目が始まったばかりで、先は長いが、フジサンケイはテレビ放送が充実しているので、予選ラウンドから通してみて見ると、トーナメントで優勝することの難しさや試合の流れのつかみ方などがよくわかるのではないかと楽しみである。


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