ダンロップスリクソン福島オープンゴルフトーナメント 2014

スポンサーリンク

---

ダンロップスリクソン福島オープンゴルフトーナメント ｢福島オープン｣が今年から男子ツアートーナメントへ


これまでの19年間、｢福島オープンゴルフ｣として開催されていた大会が、今年からダンロップとJGTO（日本ゴルフツアー機構）が主催者に加わり、｢ダンロップ　スリクソン　福島オープン｣として男子ツアートーナメントに組み入れられた。震災以降、東北で初のツアー競技開催ということで、地元は大いに盛り上がっているらしい。7月31日からの大会に先立って、7月あたりからゴルフに関連する様々なイベントが行われている。例えば、トーナメントにも出場する中嶋常幸プロや富山聡プロを迎えての小学生を対象にしたスナッグゴルフ体験会やプロ選手やスタッフのトークショーやワンポイントレッスン会。そして、｢ダンロップ　スリクソン　福島オープン　ジュニア大会｣も併せて開催されている。すなわち、男子ゴルフのツアートーナメント試合であると同時に震災からの復興事業の一環として位置づけられてもいるということなのだろう。優勝賞金が１０００万円と、決して大きな金額の大会ではないが、156名のプロ選手が参加を表明している。





スポーツの力というのは大きい。強いこと、勝つことなどが、単純に見ている者に心の高ぶりやエネルギーを与えるということもあるし、負けたり弱かったりしてもがんばっていることに対して共感を抱かせるということもある。どんな姿に励まされ、力や元気をもらうかは人によって違うだろうが、まずはスポーツマンが自分のベストを尽くしている、そのこと自体に人は共感するものだと思う。見ている人はもちろん、いろいろなイベントに参加した人、ボランティアで参加した人、開催運営に関わった人、いろいろな人たちの中になにか力になるものをもたらしたなら、この大会は成功ということになるのではないか。
さて、肝心のトーナメントの試合についてだが、福島県西白河郡西郷村の「グランディ那須白河ゴルフクラブ」（6961ヤード、パー７２）で7月31日（木）から8月3日（日）までの4日間での開催となる。
松山英樹プロや石川遼プロは参加しないが、賞金ランク上位選手はほとんど出場する。注目したいのは、やはり全英オープンでがんばった小田孔明選手。くずれそうになりながら、もちこたえたことできっとなにか新たなものをつかんだと思う。今期はずっと好調を保っており、賞金ランクも1位。今、日本で一番強いプロといっても過言ではないだろう。何度か書いた｢いい人｣の部分を強さでカバーして、圧倒的なパワーを見せつけて欲しいと期待している。同じく全英オープン帰りの宮里優作・岩田・近藤選手なども参加。選手会長としてがんばっている池田選手ももちろん参戦。是非、がんばって成績の方も上げて欲しい。
チャリティの色彩も強い大会になるだろうが、闘いはあくまで熱く、本気のガチンコを期待している。

---

スポンサーリンク

タグ：福島オープンゴルフトーナメント スリクソン福島オープン ダンロップスリクソン福島オープンゴルフ 福島オープン