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カシオワールドオープン速報 [カシオワールドオープン]

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第34回 カシオワールドオープン
ホストプロの意地を見せられるか、石川遼、それともカシオに強い、孔明?
11月27日(木)から30日(日)、日本プロゴルフ男子ツアーのラス前の大会となる第34回カシオワールドオープンが、高知県安芸郡にあるKochi黒潮カントリークラブ(7315ヤード、パー72)で開催される。
今年のツアーもあと2戦を残すのみ。来週開催の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は、歴代優勝者や賞金ランキング20位までなど、出場資格が限られているので、実質的なシード権争いは、このカシオワールドオープンまでとなる。ランキング60位周辺の選手にとっては、生き残りをかけた、まさに最後の闘いとなる。




もちろん、賞金王争いにとっても非常に重要な試合で、賞金4000万円をいったいだれが獲得するかで局面が大いに違ってくる。ランキング1位の小田孔明プロ、2位の藤田寛之プロの成績如何では、3位の近藤、4位の岩田あたりまで逆転の可能性がある金額設定だ。彼らは当然最終の「JTカップ」にも出場するので、最後まで争いは続くのだが。
現時点で非常に有利な小田孔明プロは、このカシオワールドオープンを非常に得意としている。2008,2009年に連覇しているし、去年の大会でもきっちり3位に入っている。前週のダンロップフェニックスでも11位に入っているので、好調をキープしているといってよいだろう。しかも、「とにかく藤田プロより1打でも少なく上がりたい」というモチベーションがすごく、完全に藤田プロをターゲットにしている。その藤田プロは、なにしろ「JTカップ」に強いので、小田選手がそこまでになんとか安全圏まで引き離したいと思っている気持ちもよくわかる。おそらく、最後までもつれることだろう。

今回のカシオワールドオープンでもうひとり注目したいのが、石川遼選手。彼は、この大会のホストプロである。ホストプロといえば、前週のダンロップフェニックスで松山英樹プロがみごとに優勝。改めて、その集中力、勝負強さ、こだわり、といったものを見せつけてくれた。松山選手のコメントの中で「ホストプロとして、優勝しなければいけないような雰囲気だった」というのがあったが、ホストプロというのはやはり相当なプレッシャーがあるのだろう。我々素人には、まわりの雰囲気はわからないが、スポンサーあってのプロ選手ということだから、冠がついた大会では今後のプロ活動を安定したモノにするためにも是非好成績を上げ、スポンサーに認めてもらう必要があるということなのだろう。
石川選手を推す理由がもう一つある。少し前に石川選手と松山選手の、昨年のUSPGAツアーの闘いに密着したテレビ番組があった。松山選手はケガもあり、調子が出ない時期もあったが、結局ルーキーイヤーで1勝を挙げている。1年早く米ツアーに参戦している石川選手より、早く結果を出したことになる。同学年の2人がライバル意識を持っていないはずがない。ブログでも、石川君は「うれしいけど、悔しい」と書いたらしいが、当然だ。その番組で彼が「日本でやっていたときのアグレッシブな気持ちを忘れていた」と語っていた。得意だったドライバーを持つことが減り、アイアンで刻んで守るというスタイルをとったことで、自分らしいゴルフを見失っていたと。それが松山選手からの刺激で、徐々に自分のスタイルを取り戻し始めていると。ここ何戦かの日本の試合では、成績を残せず低迷しているが、きっと近いうちにまたあのキラキラ輝く石川遼君を取り戻してくれると思う。前週のダンロップフェニックスから妹さんをキャディーに使っていて、このカシオワールドでも二人のコンビでいくらしいので、お兄さんらしい、いいところを見せてくれると男子ツアーもまた盛り上がると思うが・・・。

さらに、優勝を狙えそうな有望選手、ダークホースなどをあげてみよう。
まずはデータとして、ここ10年の優勝者。
2013年 松山 英樹
2012年 黄 重坤(ハン ジュンゴン)
2011年 高山 忠洋
2010年 松村 道央(プレーオフ 金 度勲)
2009年 小田 孔明
2008年 小田 孔明
2007年 手嶋 多一
2006年 J.M.シン
2005年 谷口 徹
2004年 D.スメイル
このうち、ディフェンディングチャンピオンの松山選手は、出場しない。そして、2004年、D.スメイルが優勝したときには、まだ、いぶすきゴルフクラブ開聞コースで開催されていたので、コース相性という観点は谷口選手までの歴代優勝者に当てはまることになる。
さらに、昨年2013年の大会での成績も見ておくと、以下のような結果になっている。
1位 松山英樹
2位 池田勇太
3位 小田孔明
4位 S.J.パク
   山下和宏
6位 谷原秀人
7位 今田竜二
    金 亨成
9位 宮里優作
   川村昌弘
   呉阿順
小田孔明選手の相性の良さが際立っているのがよくわかる。この上記のデータに、前週のダンロップフェニックスの結果を加味してみると、ダンロップで6位に入り、昨年のカシオでも9位に入っている宮里優作(彼は、昨年のJTカップに優勝しているので、この辺から調子をあげそう)、ダンロップで9位に入り、歴代優勝者である高山忠洋などは、期待が持てる。また、ダンロップで14位、昨年9位の川村昌弘などもダークホースとしてあげられそう。
加えて、松山選手とプレーオフを闘った岩田寛選手やJ.スピースとともに3位に入ったB.ジョーンズ、6位の武藤俊憲などは好調をキープするだろう。
いずれにしろ、ツアーはあと2戦を残すのみ。このカシオワールドは、108名の参加選手のだれにとっても重要な試合となる。プロたちの本気の闘いを期待しつつ、テレビ中継に注目したい。








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