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日本オープンゴルフ選手権競技 2014 [日本オープンゴルフ選手権競技]

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日本オープンゴルフ選手権競技 2014
アダム・スコットに勝てるのは誰?





日本男子ツアーのメジャー第3戦、「第79回 日本オープン」が今日から始まっている。なにせ、「日本」と名がつくオープン競技だから、プロでもセミプロみたいなアマチュアでも、ちょっと名のあるゴルファーならだれでも欲しいタイトル。優勝賞金4000万円もすごいし、5年シードという特権も魅力。そしてなんといっても「ゴルファー日本一」なのだからその名誉といったらハンパない。歴代優勝者に名を連ねることは、ゴルフ競技史上、ほぼ永遠に名が残るということなのだから、プロにとってはお金ではないんでしょうね、きっと。

ということで、今年はなんと世界ランキング第2位の、今をときめくアダム・スコット選手が参戦することになっている。昨年のマスターズチャンピオン、ロリー・マキロイと世界一の座を争って、行ったり来たり。飛距離も出るし、アイアンの切れも良く、弱点と言われてきたアプローチやパターもここ数年グンとよくなって世界ランク上位にのし上がってきた。そして、なにせ、映画俳優並みにかっこいい!!ユニクロが契約するのも、大納得。昨日日本に着いて、コースもハーフを歩いて回っただけらしいので準備万端というわけではないだろうが、きっと決勝ラウンドからエンジンがかかってくるのではないだろうか。今、世界でも指折りの、旬の選手を日本で見られる絶好のチャンスなので、会場に足を運ぶのもいいかもしれない。

闘いの舞台となるのは、千葉カントリークラブ梅郷コース(7081ヤード、パー70)。「日本オープン」は、毎回開催コースが異なっているが、この千葉カントリー梅郷コースは2011年のダイヤモンドカップで使用されている。500ヤード超えのパー4と600ヤード超えのパー5が各2あり、特に後半のインコースではドッグレッグホールが多いとのこと。ティーショットの正確性、戦略性が非常に重要な鍵を握る。もちろん飛ぶということは大きなアドバンテージになるだろうが、やはりここはドライバーが曲がらない、アイアンできちんと距離が打てる、アプローチの引き出しの多さ、そして粘りのパッティング、そのゴルフ四要素がバランスよく整わないと勝てないコースと言えるのではないか。

となってくると、世界のアダム・スコットに太刀打ちできる日本選手は、どちらかというと堅実にして試合巧者、あまりアグレッシブにならずに自分の得意技に持ち込める粘り型になるような気がする。まちがっても、前回優勝のI.H.ホ(ホ・インヘ)選手のようなタイプではないよね。
しかし、前回のブログで四日間よくて優勝するなんて無理と書いたら、みごとに大ハズレであれよあれよという間に優勝してしまった。しかも28アンダーという日本記録で。これはコースセッティングというか、大会コンセプトがバーディー合戦ということだったのが大きい。つまり、イケイケが勝つ試合だったと言うこと。ホ選手は、そういう意味ではホントに見ていて楽しいバクチ野郎。印象的だったのは、副賞の飛騨牛10キロ(だったかな)の目録でもらったとき。「オー!!」という感じで(賞金より、こっちが魅力的とも思えるリアクション)、満面笑みの表情に無邪気さが見えてとても好感が持てた。カーレーサーでもあり、ミュージシャンでもあるとのことで、いろいろなことへの興味のひとつがゴルフということなのだろう。だからあまりがっついた感じがないのかも。うらやましい境遇なんでしょうね、きっと。




話を戻すと、日本のプロはそんなことは言っていられない。みんな欲しがるタイトルだが、なかでも執着が大きいのは昨年小林正則プロに優勝を持って行かれた小田孔明プロ。そして、ここ数年このタイトル獲得への執念を表明している藤田寛之プロあたり。小田選手は、2011年にこのコース(千葉カントリークラブ梅郷コース)で行われたダイヤモンドカップに優勝していることもあり、コースとの相性も非常によい。調子、そしてモチベーションの高さと三拍子そろって、まずは優勝候補の筆頭と言えるだろう。ただ、どれだけ淡々とプレーできるか、それが気がかり。本人もわかっているらしくて「入れ込みすぎないようにやる」、とか。藤田選手も「どれだけ自然体で、いつもの通りにできるかが大事」と、同じようなことを言っている。
この二人に加えて、最近調子の良い近藤共弘プロ、谷原秀人プロ(体の調子いかんか?)、藤本佳則プロ(前回はちょっとモチベが空回り)、大会との相性がよい片山晋呉プロ、手嶋多一プロ、久保谷健一プロ、小田龍一プロ、宮里優作プロなどもダークホース。最近2試合で優勝、2位と好調のS.H.キム(キム スンヒョグ)プロや実力者の金亨成(キム ヒョンソン)プロなどの韓国勢、これまた調子の良い中国の呉阿順プロなども絡んできそう。
前述の二人のプロが言っているとおり、たしかにあまり欲しがる人には勝利の女神はほほえまないと言うことがあるような気がする。案外、今週非常に調子が良く、無欲でプレーできたランク下位の選手がひょこっとタイトルを手にしてしまうかも。

いずれにしてもすでに闘いは始まっている。アダム・スコットに注目しつつ、「日本一」のタイトルをめぐる熱い闘いを追っていきたい。

放送日 放送時間 放送ラウンド 放送局
2014年10月16日 13:00~15:15 Round 1 NHK(BS1/LIVE)
2014年10月16日 15:15~16:50 Round 1 NHK(総合テレビ/LIVE)
2014年10月17日 13:00~15:15 Round 2 NHK(BS1/LIVE)
2014年10月17日 15:15~16:55 Round 2 NHK(総合テレビ/LIVE)
2014年10月18日 13:50~16:00 Round 3 NHK(総合テレビ・延伸あり/LIVE)
2014年10月19日 12:00~13:05 Round 4 NHK(BS1/LIVE)
2014年10月19日 13:05~16:00 Round 4 NHK(総合テレビ・延伸あり/LIVE)


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